退職金制度への疑問
- 御社は、次のような疑問を持っていませんか。
- 当社の退職金の金額は、世間並みだろうか
- 今後10年間に必要な退職金は、いったい幾らなのか
- 退職金に、在職中の貢献度を反映させる必要はあるのか
- 最終基本給に係数と年数を掛けた退職金制度に疑問がある
- 確定給付型の退職金制度では、支払いが苦しい
- 確定拠出型の退職金制度とは何か
- 退職金積み立てをした方が良いのか
- 厚生年金基金の上乗せ部分は、退職金か
- 当社の退職金制度は、複雑すぎる
- そもそも、退職金は必要だろうか
退職金改革の勧め
- 退職金制度の改革については、必要性を感じているにもかかわらず、手つかずの会社があります。
- 特に、中小企業においては、毎年定年退職者がおらず、また自己都合退職する従業員については、退職金支給額が低いことが、改革が遅れている原因です。
- しかし、突然、中堅の従業員が数名退職したら、会社の資金繰りが苦しくなった。というのはよくあることです。
- 退職金は、経営上のリスクだということを認識して、少しでも早く改革に手を付けるべきです。
退職金制度改革が進まない理由
- 中小企業退職金制度に加入している中小企業は多いと思います。
- しかし、積立金の掛け方について、きちんとしたルールを決めている会社は、意外と少ないというのが私の実感です。
- 例えば、Aさんは、月額3万円の積み立て、Bさんは月額2万円の積み立てをしているケースがあります。
- 掛け金の違いはなんですかと、事業主に聞くと、明快な答えが返ってこないケースがあります。
- 定年時の基本給×係数×勤続年数を退職金額にしている会社も、まだあります。
- 公務員のように、基本給が上がり続ける場合は、問題がないのかもしれません。
- 民間企業の場合は、
- 基本給が減額されることもあります。
- きちんと、シミュレーションしてみると、支給額が大きすぎて、退職金を払えないケースもあります。
- よって、会社が退職金を支払える金額に変更すべきなのですが、退職金改革は進みません。
- その最大の理由は、責任者である総務課長は40歳代、総務部長は50歳代だからです。
- 自分が退職するまでは、退職金が減額されるかもしれない退職金改革をしたくはないというのが本音でしょうか。
- 問題を先送りにすると退職金倒産します。
- さて、御社の選択は?
- 基本編
- 調査・分析
- 積み立て先の検討
- 改善案の提案
- 退職金規程の整備
- 従業員説明会
- 以上ここまでです。
- いかがでしたか?
- 社会保険労務士多部田より、あなたに特別メッセージがあります。
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